Netflixでウィリアム・デフォー主演の映画 "at eternity’s gate"を鑑賞。
自然と生命の息吹が狂おしいほど美しく迫り来る世界に身をおき、不変の真実への門を見つめていたゴッホのストーリー。
ゴッホが見ていたであろう視界を表現するカメラワークと、あの黄と青の色彩が印象的。
ストーリーは確かに悲劇だし、ゴッホの耐えられないほどの生きづらさも身に沁みるのだけど、それでもこの世で自然と生命の息吹の大いなる存在と深く繋がり、永遠の存在へと至る扉を見ていたゴッホの純粋な瞳、その世界観、至福の瞬間が、とってもステキに描かれていた。
そういえば彼の元を去ったゴーギャンは後に、あの名作を描くんだよね。
われわれはどこから来たのか?
われわれはなにものか?
われわれはどこへ行くのか?
青臭いこと言わせてもらうと、「見つけた、何を?永遠を」と、あの世でゴッホが水平線を指差してゴーギャンに言ってそうだわ、と密かな妄想にふける秋。
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