2017/06/30
Back to London ロンドンに戻ってきた!
当初は永住するつもりで移住したダブリン。
ようやく仕事も見つけ、新しい家にも移り、さて生活が安定するか?ぞなもし・・・、という時に、今度はイギリスのロンドンへお引越し!という事に相成った。
いやいや、人生分らんというか、そこまで私に挑戦してくるのか?と、ちょっと呆れたのだが、実は正直言うと 「うわっ、マジ? なにそれ、めっちゃ嬉しい~!」 なのである。
思いおこせば30年近く前、当時の自分を取り巻く閉塞感に我慢がならず、日本を飛び出し住み着いた場所がロンドン。思春期の多感な時期を思いっきり弾けて過ごし、私という存在の基盤を作り上げてくれた街と人々。
その後20年以上を日本で過ごしてきたけれど、心のどこかでは「いつかイギリス人のダンナさんが国に帰る~!」とか言い出さないかしらん?なんて、密かに思うこともあった。でもそれは、日本からの逃避とか、「ここじゃないどこか」への羨望とかじゃなく、もっとホワンとした夢物語みたいな、そんな感じで。
元々、なぜかイギリスに惹かれる傾向があった。理由は解らないけど、YoutubeでイギリスのTV組やニュースを見たり、成城石井でソルト&ビネガーのポテトチップスやPGティーバッグを買ったりするだけで、胸が高鳴るのよ(笑) 音楽や映画はモチロンのこと、コメディ番組やスタンダップコメディアン、ロイヤルバレエ団のダンサーや、シェイクスピアカンパニーの俳優、ジェイミーオリバーをはじめとするセレブシェフなどなど、そこまで好きか?というくらい、超ミーハーなUKオタク気質。
ともあれ、なんかよく解らないけどロンドンに住むことになった、2017年の初夏。大昔に5年弱を過ごしただけの場所なのに、「戻ってきたぞ~」感が半端ない。
で、25年ぶりのロンドンは?というと、まず第一印象は、「ジェントリフィケーションの波は半端ないなー」、ということ。そして、「なにひとつ変わってない!」部分が思った以上に多い、ということ。
と同時に、そんな久々のロンドンの街を歩いていると、「おーなんだこれ?」とか、「きゃー昔と同じ~」とか言ってる自分自身こそが、この25年で相当成長したつもりではいたけれど、実は一番「なにひとつ変わってない」んだということに、気づかされた。
この写真は現在住んでるノースケンジントンの駅から見た、あのグレンフェルタワー。まるでケロイドのように目の前にそびえる焼け跡、胸がつまる。
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