2016/11/10

ダブリンの街を歩く - Dublin1,7界隈

  
早いもので、ダブリンに流れ着いてから2週間が過ぎた。いまだ夢の中にいるような感じで、私は一体どこに向かっているのだろうか?の答えが、見つかるのではないかと思いあぐねながら、とりあえず毎日彷徨うように歩き倒している。









街並みは、まるでイギリスみたいに、そこにあって。 ボンヤリと歩いていると、ついつい、ロンドンで彷徨っていた頃にタイムスリップ。かれこれ25年近くも昔、荒波に負けまいと肩肘はって、常に緊張して生きていた、若かりし時代。ふと見ると、まだまだ10代であろう女性と、その赤ちゃん。そして、ここは決してイギリスではなく、アイルランドという国なのであった。










おそらくダブリンで、移民である私が最初に覚えるべき事項は、こ洒落たカフェの素適なメニュー開拓などではなく、この街をどのように泳いでいくか。チョイスは3つ、歩くか、自転車か、バスか。










ダブリンの第一印象は、外国人と移民の多さ、そしてそれを受け入れる懐の大きさ。敵対、差別、区別といった線引きが、あまり感じられない大らかさ。おそらく日本だったら、たとえロンドンであっても、眉を顰められるような「異文化」振りすらも、容認される空気感に、少しだけ安堵するマイノリティの自分を発見。


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