イギリスといえば、いつでもどこでもまず一杯の紅茶。
それもリーフティをポットに入れて・・・なんて気取った入れ方ではなく、普通にスーパーで大箱買いするティーバックを大きなマグカップに放りこみ、熱湯をなみなみ注ぎ数分おいて、ティースプーンの腹でティーバッグをギューギュー押して「紅茶エキス」を最後の最後まで絞り出し、出来上がった真っ黒に濃ゆい紅茶に、今度は牛乳をドバドバと入れてほどよい濃さのミルクティに仕上げるのが、普通の庶民のイギリス人達が好む「いつもの一杯」で、これを朝から晩まで1日に何杯も飲む。