2018/01/04

The Garage Flowersに見る60年代のキャッチ―なメロディと70年代のパンキッシュなエネルギー

ソングライターのジョー・カパルディとギタリストのジョニー・ウェブスターを中心に、2016年からロンドンで活動を始めたThe Garage Flowers


 時代錯誤のイカれた・イカしたロック野郎風の井手達と態度で、60年代のキャッチ―なメロディと70年代のパンキッシュなエネルギーが融合したサウンドを聴かせるThe Garage Brothersは、近年の若手インディバンドの中でも、なんかちょっと特異な存在。


現在はロンドンをベースに活動をしている彼等だが、元々はイギリスのブリストルがルーツ。退屈な地元のパブでジョーとジョニーが出会ったのが2012年、それを機に共同生活をしながら公園や車など奇抜な場所で音楽活動を始めたものの、ベースとドラムのメンバーは固定せず、これといってパッとしない時代を過ごしていたそう。そしてジョニーは別のバンドに参加し、ジョーはデヴォン州へ引越していき、二人の音楽活動は一時的に終止符が打たれることに・・・。

が、しかし、2014年に元リバティーンズのベイビー・シャンブルのギグでジョーとジョニーは偶然の再会を果たし、ここで2人は改めて真剣にバンド活動に邁進することを誓うのであった(ドラマっぽいね)

ドラマーを探すのに難儀していた彼らは、ある日道端でバケツやプラスチック容器を叩いて素晴らしいドラミングのパフォーマンスをしていたアンディ・ジョンソンと出会い、さっそくバンドのメンバーとして彼を向かい入れ、3ピースバンドとして活動を再開。

パブやクラブはもちろん、裏道やバス停、駐車場など、様々な場所で演奏活動をスタートするかたわら、最終的にベーシストも見つかり、ようやくバンドとしての体制が整ったのが2016年、ここから正式にThe Garage Flowers の活動がスタート~現在に至る、って感じだから、できたてホヤホヤ。


PVを見る限り、カワユイ少年たちがヤンチャに悪ぶってる感は否めないし、インタビューを聞いても育ちの良さがにじみ出ていて、なんだかとっても素直な雰囲気が好印象で、オバサンついつい応援したくなるのでありました。


 なんて書いてたら、来月カムデンのダブリンカースルでライブがあるじゃないですか!行かねば!


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